• メッセージ

CEOメッセージ

代表取締役社長 CEO
真田 裕

クルマをもっと人に近づける

日産モータースポーツ & カスタマイズ株式会社(NMC)は、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(ニスモ社)と株式会社オーテックジャパン(オーテック社)を統合し、2022年4月に発足致しました。 新会社は、この2社が受け継いだ創業の精神とDNAを、融合によるシナジー効果により更に発展させ、「モータースポーツ」と「カスタマイズ」の2領域を通じて、お客さまに今まで以上のワクワク、感動と付加価値をお届けし、日産車と日産ブランドの価値増大をして参る所存です。

ニスモ社は、1936年から始まった日産のモータースポーツの歴史を受け継ぎ、さまざまなカテゴリーにおける日産車のモータースポーツ活動、レースやチューニング部用品の企画開発を通じて、日産を応援してくださるお客さまにワクワク、感動をお届けし、「NISMO」ブランドの価値向上に貢献して参りました。

オーテック社は、日産直系のカロッツェリアとして、特装という手段を通じて、デザイン・走行性能・機能などさまざまな領域での商品付加価値を加え、日産の基準車では満たせないお客さまのニーズを満たすべく、お客さまの個性化ニーズに応えたデザインや性能を持つ「AUTECH」ブランド車等のカスタムカー、乗降をバリアフリー化する福祉車両、さまざまなビジネスシーンで活躍する各種特装車などを展開して参りました。

これまで35年以上の長きに渡り両社を支えてくださったお客さまをはじめとする多くのステークホルダーの皆さまに心より感謝申し上げます。

今日の自動車産業は、お客さまニーズの多様化、超高齢社会への対応、電動化・知能化への対応、環境への配慮などさまざまな挑戦を抱えています。
このような環境下においても、自動車というモビリティ手段が存続する限り、お客さまが自動車に期待するワクワクや感動、また、基準車では満たせないさまざまな機能ニーズは形を変えながらも存続し続けると考えます。

わたしたちNMCは、両社の創業の精神とDNA、培った経験と技術、受け継がれてきた社員の高い志や匠の技に磨きをかけ、未来へとつなげ、お客さま視点の発想を何よりも大切にし、従業員一人ひとりの力を結集してまいります。「モータースポーツ」領域においては、“強いNISMO・勝つNISMO” を体現し、ワクワク、感動をより多くのお客さまにお届けすること。「カスタマイズ」領域においては、「NISMO」「AUTECH」ブランド車を含むカスタムカーや、特別な機能ニーズにお応えする各種特装車を、日産直系ならではの品質と信頼性でご提供することにより、お客さまのご期待を上回る価値を提供して参る所存です。

「モータースポーツとカスタマイズのトータルソリューションカンパニー」として、わたしたち「日産モータースポーツ & カスタマイズ株式会社」をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

※ステークホルダーとは、お客さま、株主、取引先、地域社会、従業員を指します。

ビジョン/ミッション

ビジョン

人々の生活を豊かに

ミッション

わたしたちNMCは、「モータースポーツ」「カスタマイズ」のトータルソリューションカンパニーとして、
日産車とお客さまとの接点にさらなるワクワク、感動と付加価値を提供致します。

コーポレートヒストリー

ステルビオ 「TSUNAGU プロジェクト」 始動

その技術と想いを、未来へ。
FROM RED TO BLUE — 赤から青へ。

本日2026年9月17日、私たちNissan Motorsports & Customizing(NMC)は、その母体のひとつである旧・株式会社オーテックジャパン(以下、旧オーテック社)の創業から40年という節目を迎えました。

1986年の創業以来、旧オーテック社は「お客様に新しい価値と感動をお届けする」という想いのもと、数々の挑戦を続けてきました。
その挑戦の歴史は現在もNMCのカスタマイズ事業に受け継がれ、AUTECHブランドとして新たな価値創造を続けています。

その創業期を象徴する一台が、AUTECH ZAGATO STELVIO(オーテック・ザガート・ステルビオ)です。イタリアの名門カロッツェリア・ザガート社と共同開発したこのクルマには、故・櫻井眞一郎 初代社長のもとに集った社員たちの情熱、技術力、そして挑戦の精神が込められています。

AUTECH ZAGATO STELVIO / 櫻井眞一郎 氏
<Photo:AUTECH ZAGATO STELVIO / 櫻井眞一郎 氏>

現在NMCには2台のステルビオがあります。
1台は社内で大切に保管されてきた赤いステルビオ。
そしてもう1台は、お客様から特別な想いとともに託された不動車となった青いステルビオです。

NMC本社ロビーにある2台のステルビオ
<Photo:NMC本社ロビーにある2台のステルビオ>

私たちは今年、この2台を活用しながら、次世代へ技術と想いをつないでいく
ステルビオ 「TSUNAGU プロジェクト」 をスタートしました。

このプロジェクトの主たる目的は車両そのものではありません。
実車を教材として活用しながら、先人たちが培ってきた知識や経験、ものづくりへの姿勢を次世代へ継承していくための取り組みです。
資料を読むだけでは学べないことがあります。
実際に車両に触れ、考え、試行錯誤することで初めて受け継がれる技術があります。

赤から青へ。

かつてのオーテック社のコーポレートカラーは赤でした。
そして現在のAUTECHブランドカラーは青です。

赤から青へ

今回のプロジェクトでは、2台のステルビオの歴史と想いをひとつにつなぎます。
私たちが大切にしたかったのは、車両そのものではなく、それぞれのクルマに込められた物語と想いです。

青いステルビオには、親子二代にわたって受け継がれ、東日本大震災を経験しながらも守り続けられてきた歴史があります。
そしてオーナー様は、「未来へ役立ててほしい」という想いとともに、その大切な車両をNMCへ託してくださいました。

私たちは、その想いを未来へつないでいきたいと考えています。

赤から青へ。 
それは単なる色の変化ではありません。
創業期から受け継がれてきた技術や挑戦の精神、そしてクルマを愛する方々の想いを未来へつないでいくことの象徴であるように思います。

NMC本社ロビーにある2台のステルビオ
<Photo:赤から青へ>

旧オーテック社創業40年の今日は、これまでの歩みを振り返るだけではなく、これからの未来を見据える節目でもあります。

NMCは、Nissanが推進する「Re:Nissan」の一翼を担う企業として、未来に向けた変革と挑戦を進めます。
ステルビオ 「TSUNAGUプロジェクト」を通じて、私たちは先人たちが築き上げてきた技術や挑戦の精神を次世代へ継承し、未来のものづくり人材の育成につなげてまいります。

NMCはこれからも、NISMOとAUTECH、それぞれが培ってきた価値とDNAを受け継ぎ、挑戦を続けることで、お客様に新たな価値と感動をお届けしてまいります。
どうぞ温かく見守っていただければ幸いです。

Nissan Motorsports & Customizing Co., Ltd.
代表取締役社長 真田 裕

なお、本プロジェクトの進捗は、各 NMC公式SNSで紹介・情報更新案内をしていきます。

「青いステルビオ」について。

この車は、宮城県にお住いのオーナー様からの寄贈車です。

初度登録は1991年。お父様が新車で購入され、寄贈してくださったオーナー様が子供の頃から、ご家族でご愛用いただいていたとのこと。この「ステルビオ」で、家族旅行にお出掛けになられたエピソードも伺いました。お父様が、気持ちの良い加速を楽しまれていたご様子を、今でもはっきり記憶していらっしゃるとのことです。また、悪天候の時には使用を避けるなど、親子二代にわたって大切にしていただいていた車両です。

しかし、2011年3月11日、東日本を襲った大地震の津波による冠水で被害を受け、不動の状態となりました。

オーナー様は、内外装やエンジンルームを洗浄し、その後もガレージで大切に保管されていたそうですが、このまま維持していくのが困難な状況となり「たとえこの姿で保管されなかったとしても、少しでもいいので使える部品を活用していただければ、車にとっても幸せだと思う」とのお言葉とともに、ご寄贈の運びとなりました。

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